「ジパングツーリング」51号 掲載文
月刊「ジパングツーリング」 vol51.
2003/05/19 発刊

西伊豆 「究極のそば」
・東京都葛飾区通信員/SEROW


もりそば ¥1300
■究極のそば 『昌庵』
西伊豆土肥町 
恋人岬近く(どさん子ラーメン 向かい)
 п@0558-99-0686
 定休日 毎週木曜日
 AM10:30〜PM16:00


伊豆の土肥から松崎に向かって海沿いを颯爽と走るR136。
眺望がとっても素晴らしく、交通の流れもスムーズなので、
バイクで走る際はついついスピードが出てしまう区間です。
ここを走るといつも目に付くのが「究極のそば」とだけ書かれた看板です。
黒ベースに白文字で書かれたその看板は、
聖書の言葉が書かれた金属製のプレート看板(例 悔い改めよ)
にとても似ていて怪しさ満点!
しかもガードレールの終わりの部分やら、木の根本とか立っている人の
腰の高さに据えつけられて、2〜300m間隔でみかけるものだから、
ここを走っているとまるで洗脳されるかのごとく、店に吸い込まれてしまいます。

中に入ってみると、
でっかい一枚の木からつくられたカウンター(4席)と
テーブル2卓のみの清潔感に溢れたお店で、
怪しい雰囲気を期待していた筆者は軽くジャブを喰らいました。(笑)
ところが、そこで出されたおそばは矢吹ジョーが最終ラウンドで繰り出した
クロスカウンター級のうまさをもったおそばだったのです。
つなぎなしのそば粉100%で打たれたそばは、
どっしりとした風味と歯ごたえを産み、
飲み干すときの喉越しがまたなんとも豪快な感覚を呼んで、
胃に落ちたあとにほんのり漂うそばの香りがとても印象に残りました。
メニューはもりそば(¥1300)のみなので「これで足りるのかな?」
なんて不安があったのですが、十割そばって以外とお腹にたまるので、
けっこう満足しますよ。

そしてとどめを刺すかのごとく、後に出される「蕎麦湯」が
またうまいことうまいこと!
そばの香りが充分に残ってて、やや甘めの味わいは、
「ホッ」とさせる不思議な風味をもっています。
私は未だにここの蕎麦湯を越えるものに出会っていません。
おっと、いかんいかん!
胃が落ち着いて真っ白な灰になってる場合じゃなかった!
お店の方に冒頭で触れた「看板」の件について訪ねてみないと!


究極のそば 「昌庵」 外観

ここのお店の看板は
ご主人が同じバイク乗りで、ライダーの目線の位置を意識して
看板を手作業で設置していったらしいのです。
だから店を訪れる人の大半はライダーが多いとの事です。
う〜む、納得!
西伊豆を訪れる際、ライダーの目線の看板をみつけながら、
このお店にたどり着くツーリングもまた楽しいものではないでしょうか?


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