ジパングツーリング 2006年2月号







江戸時代から庶民に人気の成田山参詣

取材日時 2005年11月27日





いつの日も参詣客が途切れることなく賑わう
『成田山 新勝寺』本堂







どどどどどどどどっ・・・。
いつ来ても本当に参詣客の途切れない
成田山新勝寺。
あまりにもメジャーすぎるのでお寺の事よりも
周辺のスポットを紹介した方がレポート組みやすいかな?
と考えながら風景写真を撮ってると外国人カップルに話しかけられた。

英語で話し、入り口にあるお清め所の煙を
参詣客が思い思いの箇所に擦り付けてるのが不思議で仕方ないらしい。

「う〜ん話してる事は理解できるけれども
 どやって英語で説明しよっか・・・?^^;」

え〜っと・・・。
「あなたが思う体の悪い部分、煙を擦りこむ、
 そうすると願い叶う。」
超適当な単語の羅列で薄々ながらも伝わったようだ。
彼氏の方はしきりに腕を擦りながら
「クレンジング♪クレンジング?」
喜びながら煙を腕に擦りこんでた・・・。
う〜ん、ちと意味が違うけど似たようなものかな?
「そ〜そ〜、ライク ア クレンジング♪」
根っからのニッポンジンの典型的な姿を晒してしまった。

お互い笑顔で。
「アリガトウゴゼェマシタ♪」
「ゆぁ うぇるかむ^^;」

・・・嗚呼!英語をもう一度基礎から学びたい・・・(TT







祝!日本一♪



よくよ〜く参詣客を観察してみると、
いろんな国からの外国人観光客に溢れていた。
カタコトの英語なのに、こちらをいろんな人が見てる。

「ヤバイ!次捕まる前にずらかろう!」

新勝寺の取材をさっさとやっつけて
成田参道をブラブラしてみた。




1匹さばくのにかかる時間、たったの20秒!
職人の技が店先で直に見られる『川豊 本店』







成田っつったら『うなぎ』は欠かせません。
うなぎを焼く匂いにフラフラ引き寄せられてたどり着いたこの店。
文章中にも書いた通り、七五三の頃から私が通ったお店。
なにもかも変わらず賑わっていた。

●川豊本店●
住所:千葉県成田市仲町386
電話:0476-22-2711
営業時間:10:00〜17:00
定休日:月曜日(但し1,2,5,9月は無休)
うな重 ¥1365  きも吸い ¥105
URL http://www2.ocn.ne.jp/~kawatoyo/









轟音を轟かせて世界へとはばたくジャンボ機 『さくらの山公園』にて







さて、ここからは文章未掲載部分をUP。




【世界への玄関口・成田の空】

成田周辺で空を見上げるとものすご〜く広い事に
改めて気付きます、理由は近くにある成田空港の存在です。
数分置きに轟音を轟かせて
離発着を繰り返すジャンボの迫力を
もっと近くで見てみたい!
誰しもがそう思うはずです。
ジェット機の迫力を眺めるのに
最もポピュラーな場所は
成田空港の北(県道44号線)に位置する
『さくらの山』公園なのですが、
私のオススメはもう一つ、空港の西側(県道62号線 三里塚)にある
『さくらの丘』公園です。







キムタクが座ったベンチはカップルに今でも大人気 
『さくらの丘公園』にて






その日の風向きによって離陸と着陸の方向は変わっちゃうのですが、
取材当日では山公園は離陸をする側、
丘公園では着陸する側に振り分けて楽しむ事ができました。
もう一つここのポイント!
さくらの丘公園はTVドラマ『Good Luck!』で実際にロケが行われ、
主演の木村拓哉さんが座ったベンチが残っています。
ドラマの効果は未だに残っていて、
ここを訪れるカップルは未だに途絶えないほどの
人気スポットになっています。
ちなみに私はこのベンチで
キムタクがバナナを頬張ってたのをマネして、
バナナを持って記念撮影したら
周囲のカップルの大失笑を買いました(笑)







巨大はにわ像が乱立する『柴山はにわ道







【やたら目を惹くはにわの存在感・柴山はにわ道】

近代文明の飛行機が世界各国へ向けてせわしなく空舞う中、
海に向かってまっすぐ伸びる県道62号線のストレートを快調に飛ばすと、
いきなり「ぬ〜ん」と力の抜けた表情をした
古代文明のはにわ像に遭遇しました。

「おいおい、こんな気合の入ったストレートで
 そんなに間の抜けた顔しないでくれ」

と、スピードダウンすると・・・出るは出るは続々と、やたらめったらといろんなはにわ像に出会います。








力の抜けた表情のはにわ像がお出迎え!






成田空港から九十九里浜に繋がる県道62号線は
通称『柴山はにわ道』と命名されていて、
道路の両側にていろんなポーズで決めてる
巨大はにわ達を見る事ができます。
成田柴山周辺では千基にもおよぶ古墳群が
古来より存在し、そこからはにわが出土された事から
近隣にある『柴山古墳・はにわ博物館』に数多く展示されています。
いにしえより続く太古ロマンに想いを馳せつつ、
この道に出現するコミカルなはにわ像達を
ゆっくりとアクセルを緩めながら眺めるのも一興かと思います。
もう一つポイント!
この柴山はにわ道は成田空港滑走路と
同じ方向を向いて伸びているので、
離発着を繰り返す飛行機と並行しながら
ランデブー走行を味わえる作りになってます。

う〜ん、成田ってどこまで行っても
とことん新旧同時体験できる稀なスポットだったんだと、
改めて感じた次第です。

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