1日限定8皿 スペシャルビーフカレー ¥1540
・夢のカレー

一日限定8皿 スペシャルビーフカレー
 ¥1540

〒299-1901
千葉県安房郡鋸南町元名1030
(JR保田駅より徒歩5分)


0470-55-1335


晴れたある夏の日。
私は友人Sと一緒に、今は残り少なくなった千葉の林道を求めてR127を南下してた時。
緩やかな左カーブを気持ちよくコーナリングしてると、
←ののぼりが目に飛び込んできました。
一瞬の出来事だったのですが、「夢のカレー」という言葉は相当インパクトがあって、
目をかなり引いたのです。

その先の「道の駅鋸南」で昼飯を食べる予定だったので、そのままバイクを
走らせて到着してみれば、Sの方から言い出した。

「さっき夢のカレーって看板が目に付いたけど、あれってすごく気にならない?」
「そうそう、私も気になったんだけど『一度食べたら忘れられない味』って
 看板まで立て掛けてあったぜ!」
「んじゃ、予定変更して戻ってカレーにしてみよっか?」

やっぱりライダーという生き物は目が鋭い!
通り過ぎる一瞬の景色でも、気になるところは瞬時にチェックを入れて
細部にいたるまで、分析してしまうものなのです。

夢のカレー 店舗前にて 
夢のカレー 店舗全景(満面の笑顔の友人S)

お店まで引き返してきて、いざ細部までじっくりみてみると、
「日本一うまいカレー 忘れられない味です!!」
という立て看板の奥がお店のようですが・・・人の気配がまったくしない(汗)
またR127を挟んで向い側のお店が「夢のスナック」というのもまた、濃厚なB級センスの香りが漂っています。
「う〜〜〜〜む、怪しい・・・」
少したじろいでしまう外観ですが、百聞は一食にしかあらず!
とにかく食べてみないと分からないので、意を決してお店の中に踏み入った。

カラカラカラ・・・。
「あ、いらっしゃい〜〜、どうぞ、どこにでも座って下さい〜〜〜。」
中ではよれよれのシャツ一枚姿のおじさんとおばさんが仲良くテレビを眺めていて、
足元にはよたよたと、シーズー犬までもがしっぽを振りながらお出迎えしてくれます。(笑)

店の内装は場末の中華料理屋そのもの。
油の染み付いたテーブル4卓に椅子がそれぞれ4席。
垂れ流しのTVに、山積みになった2ヶ月遅れくらいの漫画雑誌。
それでも店内に漂うスパイスの効いた香りは、ただならぬものが出そうな雰囲気を感じます。

友人Sが「一日限定8皿 スペシャルビーフカレー ¥1540」
私が「大海老カレー ¥1640」をオーダーしました。
出てくる間、おばちゃんにいろんな話を伺いました。
普通のカレーは¥820(ポークかチキン)なのに、なんでスペシャルだけがこの値段かと言うと
「大量の牛肉を3日間煮込んでスープを取っているので、どうしても値段がはってしまうのです。」
と、ぜひぜひおいしいから・・・と自信満々に話していた事からも、味には期待が持てそうな予感がしました。


どど〜んとデカイ海老がゴロゴロ♪ 大海老カレー ¥1640

「おおお〜。なんかルーだけがこういう器に盛り付けられるカレーってのも久々だよな♪」
うんうん、暑い陽気だけど、このカレーの匂いを嗅いでるととっても食欲が出てくるね。
ルーをライスにかけると、いっそうその芳香は花開き、店内においしそうな香りが充満する。
一口、口に含むとほのかな甘みが広がって、後から思い出したかのように追いかけてくる、
辛さが痛烈に食道を通っていく感覚はなかなかのもの。
これは中々手が込んでいる事を、実感させるのです。
ちなみに海老はブリブリに身が詰まっていて、ホッコホコ♪

ふっと、顔をあげるとSが「辛い」と悶え苦しんでいる、確かSのスペシャルカレーは『中辛』を選んでいたので、
そんなに辛くないのでは?
と、ひとサジだけ貰って食べてみると・・・。
一見、単純なスパイスの香りが口の中に広がるものの、後々から濃厚な辛みが後を追って、
舌の上に広がってくる辛さが、とっても鮮やかなのです。
「こ、これはまたおいらのとは全然違う世界を持ってるなぁ^^」

たまねぎトッピング(無料) ちなみに各テーブルには←のようなたまねぎスライスが
いっぱい置いてあります。
これを「これでもか〜!」ってな位、ご飯に振り掛けて
食べるとまた美味美味♪
たまねぎの甘みと辛みとシャキシャキ感が合わさって、
とっても味が深くなります。

このたまねぎスライスは毎日作っていて、
新しければ新しいほど新鮮味があるので、
ぜひ試して欲しいとのおばちゃんの言葉です。
お客さんの中にはこれだけをボリボリ食べて
ビールを空けちゃう人もいるそうです(笑)

食べ終わる頃には2人とも汗ダクダクだったのですが、スパイスの効いた辛さの食事は、
とっても食欲が湧きます。
意外とボリュームがあるのにたいらげてしまうのは、まさにマジックです。
「ウチのは変な油を使ってないから胃にも優しくって、絶対にもたれないのよ」
おばちゃんは自信満々に話しています。
暑い夏には熱い真夏のカレーがとってもあいます。
この夏、元気を失ってしまった方々におすすめの逸品なのです^^


    

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