沖縄・再び・日帰り!

その2


取材日時 2005年11月9日

使用バイク 
HONDA CB1000SF (葛飾〜羽田) 67km
SUZUKI アドレス125 (沖縄本島) 195km


名護十字路の南に堂々と立つ『ヒンプンガジュマル』
樹齢250年、幹廻り10mもの沖縄本島最大級のガジュマルの木は
人を寄せ付けるような、どっしりとしたオーラすら感じる。
この木の下で願い事をすると叶うという逸話が残されてるので、
今にも降り出しそうな名護の空を見上げ「降らないように」と願いを込めた。








だんだん晴れの気配を見せる空に思わずガッツポーズ(上)
延々続くウージ(さとうきび)畑の屋我地島(下)




2年前に初めて沖縄本島を訪れた時とは被らない場所を
探し続けてたら名護北部に位置する屋我地島と古宇利島を
結ぶ古宇利大橋が平成16年2月に開通した事を思い出した。

ネットで検索してみるとHITした画像には、
エメラルドグリーンの海のど真ん中を突き抜ける一本の橋の写真が写っていた。
一目で今回の旅での一番のメインディッシュに決定。

名護では八重食堂でやかんで汁を足すソーキそばでも
すすろうかと思ってたのだけれども1時間前に
シーサイドサンドを頬張った私の気持ちは景色を堪能したい
方向に固まってたのでブンブン進む。

「ん?屋我地島に渡ったら気持ち晴れてきたか?」





屋我地島では広々とした平野の中、ウージ畑の風景が連なる。
「ちょっとこの小道が面白そうだな♪」
原付二種の気楽なフットワークを活かしてスイスイとダートの道にも入ってみる。
がたがたがたがたがたがたがた。。。。
「どし〜!スクーターじゃスタンディングもできないから振動をモロに尻から受けてキツイぞこりは!」
と、言いながらもしっかりメットの下では笑顔になってる自分に気付く。
どうやらこの道は広いウージ畑の中を縦横無尽に連なる農道のようだ、
小高い丘の上にまで駆け上るとそこには広々とした景色が広がった。
そうか!何が楽しいかって、自由気ままに迷って自分の丘探しに没頭する北海道美瑛の風景に似てるんだ♪
生えてる植物、頬をなでる南風こそ違うけれども自然の雄大さ、これだけは共通なのだ。








スックと真っ直ぐ育つウージに大喜び!(上)
パイナップルってこうやって育つって知ってた?(下)




屋我地島でのこの時期、パイナップルの収穫はすでに終了。
収穫基準に満たないパインだけがその場に取り残されている。
「パインってこうやって実るんだ・・・。」
普段、スーパーで果実そのものしか見た事無い私は
実物を見て大喜び♪

ウージの収穫は翌年1月〜2月だからこれを書いてる
今の時期が収穫のピークを迎えてる事だろう。
『深呼吸の必要』という映画のテーマにもなった
(香里奈、谷原章介、成宮寛貴、長澤まさみ出演・・・今思えばなんて豪華キャスト!)
さとうきび刈り、おいらもやってみたいな〜。
と想いを馳せながら、映画のようにここで深呼吸。
「ス〜    ハ〜〜〜〜〜。。。」
胸いっぱいに南風を吸い込むと旅の香りが少し湧き立った。




スガン!一気に絶景が広がる古宇利大橋のテッペンにて








はいポーズ!古宇利大橋入り口にて(上)
南国一色に彩られた深い色の海(中)
まるで自分が鳥になったように錯覚する(下)




2005年2月8日開通、全長1960mの古宇利大橋。
週末になるとかなりの観光客で混雑するという、
今、沖縄本島で一番脚光を浴びてるスポット。

古宇利大橋全景

ヒンプンガジュマルで願った事が天に届いたのか、
この場所に着いた途端に晴れ間が顔を覗かして、
みるみる内に総天然色の大パノラマが広がった。
日差しが差し込むとどんどん海の色は青さを取り戻し、
色合いが深みを増していく。

「やーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
言葉にならない雄たけびをあげながら、
必死に右手のアクセルを捻った。
「あーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
もっともっと走り続けていたい。
南風を全身に受けながらライダーは突き進んでいく。
「おーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
今日一日で晴れたのはこの数十分間のみだった。
この瞬間でしか出会えない景色、
偶然がもたらしてくれた天からの贈り物。
これだから旅を続けるのをやめられない。




道の駅『許田』で気になる看板(上)
おっぱジェラート シークァーサー味 ¥250(下)




日はあっと言う間に雲の中へ隠れてしまったものの、
昼間はみるみる内に気温は上がってじっとしてると
汗が噴出してくる。
休憩がてらに道の駅 許田へと滑り込むと
きになる『おっぱ ジェラート』の看板が。。。

「お、おっぱジェラート下さい・・・。」

言葉に発するのがちと恥ずかしい逸品。
シークァーサー味は頬がキュッと締まりそうなほど酸っぱい^^;
けれども後をひく爽やかさは何だろう?
甘さやしつこさはまったく無くあっと言う間に完色♪

さあって!雨に降られるのは嫌だから那覇方面に
ちょっと戻りますか!


    

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