風に吹かれて〜日本海東北道を行く!
(後編)

2006年8月14〜15日






大河ドラマ『新撰組!』のOPのような立派な夏雲にホレボレ^^







鳥海山の麓 落伏清水でまずは一服♪



日本海沿いを北上続けると名峰鳥海山が目に・・・
飛び込んで来ない?
「ありゃぁ〜晴れてるんだけれども、薄曇り?」
R7で鳥海山に向かうなんてメジャーな手は使わず
田園のど真ん中を突っ切る県道を走り繋ぐ。
たわわに実った田んぼ独特の甘い香りのなか突っ切り走る!

「あ〜ここに訪れるの9年ぶりだ!」

あの時、目に飛び込んでくる景色全てが新鮮で、
北海道へと向かう高揚感を抑えきれずに走ってたっけ。
今はどうだろう・・・?
ゆっくりできずに先へ先へと進むクセは抜けきっていない。
これは自分の中でも永遠に変わらない部分なのかもしれない。




鉾立展望台からブルーラインを望む・・・もやってる(笑)



鳥海ブルーラインを軽快に登っていく。
グングン標高がかさむ事に気温もカラッとした状況になる。
進行方向へとラインを見定めて、理想的なラインを捉えながら
コーナリングを重ねるたびに頭の中はどんどん澄み切っていく。
「うんうん!この感覚!」
ラインに集中するとどんどん神経が研ぎ澄まされてくるので、
走りながらでも森林の息吹が聞こえてくるような気すらする。
バイクって不思議な乗り物だ。。。




鳥海山鉾立展望台にて
「3・2・1   それっ!」
長年通信員を続けてるとセルフ写真の達人になってしまい、人目をはばからずに記念撮影できるようになる。
(ある程度のハナシですが・・・。)
タイミングもばっちし!しっかり宙に浮けたぞ〜^^
・・・近くで休憩してたアプリリア トゥオーノのライダーの失笑を買ってしまった。
でも、この笑いのおかげで話しかけるきっかけにもなるんだよね^^







見渡す限り山・山・山



このまま北上しちゃうんじゃ9年前のルートをトレースする旅になる。
見知らぬ道を走る事が最大のアドベンチャーだ!

私の中のきまぐれな風がそう囁く。
本能の赴くままにえびちゃんの進路を向ければ、
鳥海高原を抜けてどんどん山道を進む。

右も左も全部山・山・山!
正直みちのくの山がここまで自然豊かだったなんて知らなかった。
しかし走れど走れど目印になりそうな人口建築物見当たらず。
しっかり迷走してガッチリ時間もロスト(笑)
「北の方角さえ常に分かってればなんとかなるさ〜♪」
何も無いけれども山中を走るのって気持ちいいんだよね^^




深緑の中突然ズガンと開ける川原毛
走りに夢中になっちゃってほとんどカメラ出さず。
気付けば川原毛に到着しちゃってる訳で・・・(笑)
ここは恐山、立山と並ぶ日本三大霊場の一つ。
深〜い森の中を延々走り繋いで到着するので、パッと劇場の緞帳が開いたかのように
景色が変わる様は圧巻!
大自然のパワーって本当にスゴイ^^







山の緑と砂の白亜のコントラストが目に眩しい




川原毛  投稿者:SEROW  投稿日: 8月14日(月)15時23分21秒
霊場のてっぺんで萌ぇと叫ぶ!

いや、頂上なのはホントだよ!

え〜←写真の場所から実際に通信しました。
ホントだよ♪




いたるところから噴煙を吐く荒涼とした世界



山深い中に広がる白亜の砂。
白州の風景にどことなく似ているけれども
山の深さが段違いにダイナミック!
まだまだおいらの知らない土地っていっぱいあるなぁ^^

ちなみにこの山を降りれば有名な『川原毛温泉 湯の滝』が
あるのだが・・・徒歩30分かかると聞いてパス。
この時の心境はまだまだ走りたかったもので。。。




霊場にありがちな小石の山 二人のおじいちゃん想いおいらも手伝う



お盆・・・ご先祖様を供養する時期。
そして昨日、お袋から電話がかかってきた。
「おじいちゃん迎えに行くけれども、あんたどうするの?」
・・・うん、行かなきゃいけないのは分かってるけれども。
今、新潟抜けて山形との県境にいるんだよね。
年に一度のわがまま許してよ、年末年始には欠かさずいるようにするから。。。

すでに他界したおいらの二人のじいちゃんゴメンよ。
想いを込めて小石を霊場で積み上げる。
おいらは変わらずに元気してるからね♪




増築を重ねて和洋折衷になってる不思議な造りの『初音旅館』






さて・・・ドコ泊まろう?
マップルで近隣情報を調べると鳴子温泉にライダー歓迎の文字が!
とりあえず飛び込んでみるべさっ^^

「あいにく満タンでございます」
忙しそうにパタパタ走りながら女将は答える。
ありゃ、やっぱりぃ?観光案内所に訪ねてみようかな?
ちょっと困った顔をしてた様子に・・・。
「ウチはライダー歓迎の宿でございます。
 素泊まりで、狭い部屋でしたらご案内しますが・・・。」
女将がせわしなく働きかけてくれてなんとか宿ゲット!

この旅館、率直に言うとものすごいボロ。
けれどもアンティークな物がリアルにそこかしこに放って置かれていて
味が滲みまくり・・・噛めば噛むほど味が出てくるスルメのような旅館だ(笑)
不思議と居心地良く感じるのが不思議。
増築に増築を重ねているのでほとんど迷宮に近い。
「あ、こっちの方が部屋への近道です。」
勝手口から風呂場への物置のような道を突き進んで
ようやく自分の部屋へとたどり着く。
迷路のような造りですねと笑いながら問いかけると
「バイクで林道を走るほうが難しいでしょうに^^」
返し方が全てバイク用語をもじってるのにライダー心を上手にくすぐってくれる。
・・・こんな宿、初めてだ♪(嬉)



 




一番おいらが気に入った大浴場



この宿は風呂場が三つもあって、
嬉しい事に全て別の源泉から引いてあるという。

マップルでは赤湯を勧めているがおいらが一番気に入ったのが大浴場。
のんびりゆっくり湯船に浸かっているとJR陸羽東線が
「キッキキキキ〜!!!!!」
レール音を軋ませながらせわしなく走り去っていく。
この音が映画『千と千尋の神隠し』で出てきた
行きっぱなしの電車のように妙に懐かしさを演出してくれる。
相当大きな音のハズなのにうるさく感じないのが不思議。
どっぷりと旅情に包まれながらの入浴♪
これは疲れをじっくり癒してくれる。




マップルでオススメの赤湯(黒湯)



ふいに携帯が鳴る!
出てみるとネクタイダーさんからの電話だった。
掲示板を見て、今年のGWに鳴子温泉のスグそばを
通ったので驚いて掛けたとの事。

嬉しいね♪
おいらの旅を見ていたばかりでなく、地図上でも
彼は追ってくれたそうだ。
明日はいよいよネクタイダーさんも北海道へ旅立つとの事。
大地も空も海も全てが活動的になる夏真っ盛り。
我々、旅人もおおいに羽を広げる季節なんだな〜。

お互いの旅の無事を祈って電話を切る。
いよいよおいらの旅も残りあとわずか。。。
明日はいよいよ最終日、ドコ向かおうか・・・。


8/14お小遣い帖
生茶500ml ¥150
加茂水族館 入館料 ¥700(割引券使用)
クラゲソフト(ソルト味) ¥300
クラゲ入りカステラ ¥700
クラゲ入りまんじゅう ¥450
そば処 ももや 天ざる蕎麦 ¥800
ガソリン 鳴子 17.8L ¥2650
食事処 舞 ネギラーメン(大盛り) ¥700
マルボロ
氷結ウォーター
エビス350ml×3
サンドウィッチ
¥1470
旅館 初音 素泊まり料金 ¥4500
合計 ¥12420






山形入りした途端に青空がお出迎え♪



「どこか景色のいい場所でコレ食べて下さい。
 ライダーのみなさんにするサービスです」

女将からそう言われて手渡されたモノ。
お手製の大きなおむすび2つ。
ちょっとした事なんだけれども、
こういった気遣いがものすごく心に沁みる。
嬉しいなぁ〜^^





景色のいい場所?
・・・はて、ここ(宮城)は曇ってるし、靖国に参拝した小泉総理のTVライブ映像は雨に煙ってた。
太平洋側は雨降りなので、再再度山形を目指すと途端に晴れ間が顔を覗かせた。
尾花沢の広々としたスイカ畑の前で包みを解いておにぎりを頬張る
「うんめぇ〜^^」
青空の下で喰らう握り飯の人情味の美味い事美味い事!今回の旅の最高のごちそうになった。







北へと一直線に伸びる飛行機雲



昨日も気になってたのだが、奥羽山脈の上は
北海道への空路となってるらしく、
一直線に北へと伸びる飛行機雲が印象的だ。

「これがネクタイダーさんの乗った便かな?」

そう考えるとなんだか嬉しくなる。
おいらの旅はここでお終い。
旅のバトンを北海道へと向かった
ネクタイダーさんに渡そう。

みんな、良き旅を!



風に吹かれて〜日本海東北道を行く!(完)


お小遣い帖 8/15
キリン ファイア ¥120
お〜いお茶濃い味 500ml ¥147
喜多方ラーメン (こってり醤油+小ライス) ¥880
ガソリン 中郷SA 18.49L ¥2533
高速道路(福島飯坂→三郷) ¥5150
小計 ¥8830
総合計 ¥43692


  

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