南国特有のスコールのような通り雨に遭遇。
今回の旅では日帰りツーリングの身軽さ、気楽さを追求し続けるあまりに、

「雨合羽を持参しない！」

という極みを目指したのだよ！フッフッフ。
などと不敵な笑みを浮かべてる間にどんどんGパンは濡れてくる。
気温は高いので真夏の夕立のように気持ちがいい♪
・・・でもずぶ濡れで帰りの飛行機に乗る事を考えると、やっぱり雨を避けて通った方がいいかな？

北方面は夕立をこれからも降らせそうな入道雲が仁王立ち、
一方の南方面はカラッとした快晴模様なので、お日様に誘われるように南下を決意した。

ｐｍ16：09　（残り時間　あと３時間半） 海中道路の奥　平安座島石油基地のそば ものすごく晴れた空と気持ちの良いストレートが続く	読みは的中！ 南方面は雨を匂わすような雲は一つもなく、 真っ青な気持ちの良い空がどこまでも広がっていた。 五感をフル活用して操るバイクに乗ってると、 こういう「野生の勘」が当たる事って、けっこう多い。 またその逆の経験もいっぱいあるのだが、 やっぱり晴れれば嬉しいものである。
ｐｍ16：21　「ウ〜ジの森で〜あなたと出会い〜♪」 宮城島　ウージ畑の中を彷徨う 頭の中では「島唄」がず〜っと鳴り響く	快晴ブリも手伝ってあっと言う間に 海の真ん中を一本の道が突き抜ける海中道路で有名な、 与那城町にやってきた。 この道、両手に海を眺めながらどこまでもストレートが続いていて、 雄大な空と海を独り占めしたかのように錯覚するほどメチャメチャ気持ちいい♪ ドコドコと手足に伝わってくるエリちゃんの鼓動が また心の中にも心地よく響き渡る・・・。 旅に出る以前から友人が「伊計島いいよ！」と連呼 してたのを思い出し、そのまま道の向こうへと走りつづける。
ｐｍ16：43 伊計島への道はこんなにも自然が豊か！ あっちゃこっちゃと寄り道が楽しくって仕方が無いのだ♪	道はコロコロとめまぐるしく風景を変えていく。 石油基地のそばでは、ここが島であることを忘れさせそうな程 長〜〜〜〜〜いストレートがあったかと思いきや、 ずが〜〜〜〜んとだだっ広いウージ畑の真ん中を右往左往させられたり、 とっても綺麗な赤い橋を渡ってサイバーな感じのシェルターを横切り、 今度はジャングルを彷彿とさせる山の中を突き抜けた先に・・・。 終点の「ビッグタイムリゾート伊計島」に辿り着くのだ。
ｐｍ17：03　（残り時間　あと２時間３０分！） 与那城町の海中道路に再び舞い戻る。 午後5時でもまだこの明るさ！まだまだ行けるぜ♪	フーッ。。。 言葉で全部言い表すとものすごく走ったように感じるが、 これで全て10ｋｍ圏内での出来事。 通り過ぎた風景どれ一つ一つとって見ても、 時間が止まったかのような沖縄の原風景、 手付かずの大自然が息づいている。 な〜んにも無いウージ畑のど真ん中で、 沖縄名物「さんぴん茶」を飲みながら、 しばしこの雰囲気を楽しむ休憩。 頬をなでる風がとても暖かだった・・・。