ある晴れた信州の空の下 am9:35 |
2008年10月18日 「新そばが食べたいのよ〜!!!!!」 ここ数日「そば食いたい病」に魘されてる私は そばを食べる為だけのツーリングに出る決意をする。 ・・・こんなあまりにも単純な動機でいいんかいな?^^; |
「い”ら”っしゃい”!!!!!!」 (↑少なくとも私にはこう言ってるように見える) 中央道麻績ICを降りて県道12号線を北上中。 芦ノ尻集落に差し掛かると威圧的な道祖神と出会い、 そのあまりにも異彩を放つ風貌に急ブレーキをかける自分がいた。 「ええっと・・・これが道祖神?」 |
|
案内板によると信州では石造道祖神が多い中、 芦ノ尻集落では東北や新潟で多い藁製道祖神が作られてる 事が珍しいとされてるらしい。 毎年正月七日に松飾のしめ縄を持ってきて作成、 どんと焼きの炎と共に自然に還る・・・。 いいなぁ〜こういった天地一体の昔ながらの風習。 |
|
県道36号線にスイッチして北上を続けると 「・・・ほとんど農道じゃん!」 案内看板などなくって車一台通るのがやっとの道幅。 激しいアップダウンに加えて次々に現れる分岐点。 信州が険しい山国だという事を身を持って体感できる。 全面舗装・・・ならいいんだけれども、 ところどころ補修工事で厳しいダウンヒルの途中で 急に砂利道に変わってしまったのはビックリした〜^^; それだけ自然が豊かって事なんだろう。 |
|
激しい道にヒ〜ヒ〜言わされて林檎畑のど真ん中に出た。 信州は有名な林檎処、いたるところに林檎畑があり、 果実に日光を浴びさせる為か地面に銀マットが敷かれ 目にも眩しい桃源郷ならぬ林檎源郷が広がる。 たわわに実った果実・・・齧ってみたいなぁ〜。 そんな気持ちを抑えてグッと我慢我慢! メインは蕎麦!この気持ちがブレてはいけない^^ |
|
am11:29 戸隠中社にて |
さぁさぁメインイベントの戸隠に到着ですよ〜ぉ! 前々から行ってみたかった場所の一つ。 お江戸から近いが故に初めて訪れる場所でもある。 山の中腹に位置してるので急坂の勾配度にビックリ! |
一番人気のうずら家は開店前なのに 行列が連なり「1時間待ち」の札が掲げられている。 「う〜ん・・・さすがにそこまでは待ちきれないかな?」 |
|
旧OR信州で秋元さんが絶賛していたお隣の『極意』へ。 ここも行列が・・・まぁ待てない人数でも無さそうだ。 |
|
頼んだのが『きのこの天ぷらざるセット』(大盛り) 腹ペコ状態でお小遣い帖つけるの忘れちゃった! 確か・・・¥1260だったっけ、かな? 右上にあるゴマ豆腐・・・かな? しっとりとした食感で美味かった^^ |
|
一息にすすれる戸隠蕎麦の特徴「ボッチ盛り」 「これはまさに蕎麦の極意だよなぁ〜^^」 つゆにチョンと浸けてズババっとすすると ほのかに甘〜いそばつゆの香りが。 うんうん、暖かいおもてなしを受けた気分だ! 満足満足♪ |
|
中社から奥社に向う途中の鏡池も外せない。 この時期紅葉がピークで水面に映る紅葉の姿は どのガイドブックにも描かれている。 ・・・が車が渋滞を起こしていて徒歩で向った方が 全然早い状態。。。 どうも道の先で事故を起こしてしまったらしく パトカーが出動し交通整理を行っているものの 路駐が激しくてままならない模様だ。 |
|
「・・・しばらく道が空きそうにもありませんね」 長野市からやってきたCB750F乗りの方に話しかけられた 「道が通れないなら開き直ってお昼寝しましょか?(笑)」 「それもそうですね、こんないい日は珍しいし^^」 話を伺うとここまでスッコーンと晴れる日は珍しいらしい。 まして紅葉のピークでこれはラッキーだと興奮気味に 教えて頂いた。 |
|
風が少し出ていて水面が凪いでしまっている。 シャッターチャンスは早朝が一番有利らしい。 又の楽しみに取って置く事にしようっと^^ |
|
pm14:17 戸隠奥社にて |
そして戸隠奥社へ。 入り口に「奥社まで1900m」との看板がある。 「んんんんん?往復3.8kmの道のり・・・。」 「ん〜ん?・・・パス!」 なんだかこの時はのんびり散策ではなくって 走りたい情動に駆られていたのかもしれない。 |
pm15:23 野尻湖にて |
そして新潟の県境野尻湖に到着。 そろそろ小腹が空いてきておやきかそばでも 軽くやつけたい気分だが・・・。 ここでも我慢! 今宵の宿は豪華な夕食が自慢のペンションに 予約を入れてあるのだ^^ |
夕暮れが長い影法師を作り出すと妙に気が競る瞬間 |
早々チェックインしちゃってもヒマだし。 飯はお預け状態だし・・・。 ペンションの近くにまで来ちゃってるんで動けない。。。 「はて?どうしたらいいものやら?」 マップルと相談してみると赤倉温泉に無料露天がある事が判明。 「うんうん、じょんのび温泉に浸かってみるのもいいんじゃな〜い♪」 |
赤倉温泉へは山の上へ向ったところにある。 スキー場のゲレンデのど真ん中を貫く道を豪快に駆け上がる。 ウインターシーズンはスキーで滑り降りる場所を バイクで登るというのは実に不思議な気持ちに包まれる。 太陽が妙高山の向こうへ落ちると光のカーテンが出現し、しばし見とれる。 |
|
この妙高・赤倉にある燕温泉は実にユニークな場所にあり、 温泉街の上にスキー場があるのが普通だが スキー場の上に又温泉街が出現する。 順序がアベコベになっちゃってるのがまたなんともおかしい。 |
|
町の手前でバイクを駐車して 徒歩で燕温泉 黄金の湯へと向かう。 |
|
これが黄金の湯の外観。 紅葉がまさにピークに差し掛かり、 白濁した湯にどっぷり浸かりながら、 朱や黄の色鮮やかなコントラストを楽しむ愉楽たるや♪ 日没後の空が刻一刻とその色合いを濃くしていくと共に 紅葉も息を呑むほど美しく、長湯が全然苦にならない。 「このままお湯に浸かって夜空を眺めようと思ってるんですよ」 先客さんは私に話してくれた。 うんうん、いいかもしれない紅葉に星空までついてきちゃうなんて♪ これが無料なんて信じられない! |
|
「すみませ〜ん!お湯の写真撮らせてもらっていいですかぁ?」 確認を取ってから写した写真なんだけれども・・・。 男湯なんか撮るもんじゃぁないなぁ。 いろんなものが余すところなく写りこんでしまったよ^^; せっかくの好ロケーションが・・・(失礼) |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||