激走!山陰紀行
2005/08/13〜15
リアルタイム掲示板in山陰総集編へ
わざわざ西宮名塩SAまでお土産持参で駆けつけてくれたみーやんさんに感謝♪ まもなく夜が明けるam4:00 昨夜から降りしきるお江戸では雨の止む間もなくどしゃどしゃ降り続ける。 「ええいっ!雨がなんじゃ!この機会を逃したら西方面は永遠に未踏の地になってしまう。行くぞ〜!」 かんかんかん・・・メットに叩きつける雨の音をBGMに西を目指して高速を千尋は快調に飛ばしていった。 |
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差し入れのスクランブルエッグが挟んであるサンドイッチ まいう〜♪ |
■出雲は遠いっす 激走900km■ ・・・が、しかし。 やはり出雲は遠い、300kmノンストップで浜名湖SAで給油。 中部に入るととめどなく流れない渋滞の渦に巻き込まれ、 京都を過ぎてからは道幅も狭くなり、いよいよすり抜けが困難になる。 ・・・ぐががっ!まだまだ先は長いというのに。 追い討ちをかけるかのように後ろに気付かないアメリカンバイクが3〜40kmでのんびり流してる。 ・・・あ、あのっ!ゆっくり安全運転もけっこうなのですが、 少しは後ろも気遣ってくれませんか? ううぅ・・・時間が無くなる。 みーやんさんから遅れること1時間、pm13:05 東京を出発してから9時間600km、ようやく西宮名塩SAに滑り込んだ。 |
みーやんさんからのお土産『瓦せんべい』 ・・・デカ過ぎる。。。 |
5月にみーやんさんがお江戸に寄って以来3ヶ月ぶりの再会もそこそこに 「はい。」 と、お土産を手渡される。直径30cmの瓦せんべい。 「・・・でか。」 っつーか、邪魔なんスけど・・・ とツッコミを入れて欲しそうな表情が見て取れたので、 敢えて「ツッコミを入れない放置プレイ」を決め込むと 何故だか少し寂しそうに見えた(笑) みーやんさんはわざわざお土産を手渡すためだけに 高速に乗ってまで駆けつけてくれたのだ。 嬉しくってそんなツッコミはできないっすよ(笑) 1時間程、久々の会話を楽しんでから再出発。 今度お江戸においでの際は『夢』を案内するからね〜♪ ・・・と、ここから本編の始まりである。 |
宍道湖近辺で見つけたマルボロ専用販売機 セッターとかならよく見かけるケドマルボロは初めてだ! |
■日没と共に出雲探訪!■ 西宮からは中国道〜米子道〜山陰道を走り繋いで 宍道ICを滑り落ちたのはpm17:30の出来事。 ここまでおよそ900km、首も肩もゴリゴリに固まって ボキボキと音を立てるがまだまだ走りたい気力に満ち満ちている。 あれだけ蒸し暑さをもたらした太陽はナリを潜めて廻りをオレンジ色に 染め上げながら宍道湖の向こうへと沈みかけていた。 その太陽の沈む方向に神々の集まる場所、出雲大社はある。 まずは大社目指して西へと急いだ。 |
雅な雅楽が流れるなんとも神秘的な出雲大社 |
大国主命が祀られてる出雲大社。 ここでは4回手を叩く4拍手をしてお願い事をするのがならわしなので、その通りに。 ・・・しかし。 あれだけ心の底から行ってみたいと思った土地だと言うのに・・・。 大社の方が雅な雅楽や太鼓を打ち鳴らしているというのに・・・。 不思議と何も感じない私がいた。 伊勢神宮(三重)を訪れた時のような荘厳さとか、 日光東照宮(栃木)のような絢爛さもみじんも感じない。 出雲大社には近所に有るような鄙びたお寺のような 気さくさに溢れているからなのか・・・? 何故、普通に感じてしまうのだろう? |
神楽殿にある日本一大きいしめ縄に賽銭を投げ込むの図 |
??? 頭の上に思いっきり?マークを浮かべながら隣の神楽殿へ、 日本一大きいしめ縄を見る。 しかし、それすらも大きさを感じない。 実際大きいはずなのだが・・・。 むしろ下諏訪大社(長野)のしめ縄の方がデカイのでは?と感じてしまう。 実は駐車場が神楽殿の脇に存在してて、一番最初に目に入るのはこのしめ縄なのだが、 しめ縄が2つあると聞いてたので、このしめ縄が小さい方かと勘違いしていた程だ(汗) う〜ん、走りすぎて感覚が麻痺してるからなのか? 何も感じる事のできない場所など、興味は持てないので 10分くらいブラブラした後に先に進む事にする。 |
全国の神々がここから上陸するという稲佐の浜 |
駐車場に戻ると千尋の隣にはAPE100で乗り付けたライダーが マップルと睨めっこしていた。 挨拶を交わして話しかけると、どうやら彼はゆっくりした旅がしたくて セカンドバイクの100で大阪からここにやってきたという。 「・・・でも大間違いでしたよ」 道中、彼は中々先に進まないパワー不足にイライラしっ放しだったという。 ゆっくりじっくりいろんなモノを感じながら進む旅。 とんでもないスピードで飛ばしながら何も感じない旅。 2人の旅のスタイルの違い・・・どっちがいいんだろ? 私が今朝、東京を発ってここへやって来た事を告げると 彼は呆気に取られていた。 |
なかなかの情緒に満ち満ちてる旧大社駅(上) ついついやっちゃう顔出し看板(下) |
日がどっぷり暮れた頃、旧大社駅へとたどり着いた。 もちろん観光の時間などとっくに過ぎ去り、 駅前から大社へ続く参道の土産物やさんなど何一つ開いてはいない。 閑散とした街中。 観光地の消灯時間は早い。 しかし、何故か昼間の賑やかな時間よりも夜の人っこ一人いない うら寂しい観光地独特の雰囲気が好きだ。 元々観光地のど真ん中である伊豆長岡に4年間暮らした経験からきてるのかも知れないが、 この静まり返った瞬間が本当の姿で、 昼間の賑やかさはどうしても人が作り出したニセモノの雰囲気に感じてしまうからなのだ。 なんというスレッカラシに育っちゃったんだろうね、おいらは(笑) 空を見上げるとあざ笑うかのようなぐるぐると煌々と光を灯した半月が浮かんでいた。 「・・・明日は晴れるかな?」 |
深い味わいのノドグロの干物(上) お待ちかね宍道産しじみの酒蒸し(下) |
pm8:00、予約しておいたJR松江駅前のビジネスホテルにチェックイン。 バイクと荷物を放り込み、 「酒酒酒!」 本当はちょっと離れたお店の釜揚げそばか刺身定食を食べたかったが、 酒を飲むのにバイクは厳禁。 適当な近くの居酒屋を見つけてなだれ込んだ。 「え〜っと、この土地ならではのオススメってあります?」 オーダーを取りに来た子が可愛かったので、 会話したさにメニューすら見ずに直接話しかける(笑) その子オススメの『ノドグロの干物』これが逆転さよならホームラン級の美味さ! 小さい魚なのに旨みがギュッと濃縮で、無我夢中で身を穿り出し、 そこをビールでキューッと豪快に流し込む! 「ぶはーーーーーーー!!!!!!」 人目をはばからずについつい独り言が漏れてしまうが、 そこはお構いなし。 見知らぬ土地での未知なる食材との出会い。 約1000km走り続けた甲斐がここにあるってものだ♪ 「ノドグロとビールおかわり〜♪」 第一日 -終わり- |
お小遣い帖 2005/08/13 |
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首都高速料金 | ¥700 |
夜のお菓子うなぎパイVSOP (みーやんさん用 おみやげ) |
¥1050 |
キリン 生茶 500ml | ¥150 |
ガソリン (浜名湖SA) 15.77L | ¥1977 |
多賀SA 桜海老うどん | ¥500 |
十六茶 500ml ×2本 | ¥300 |
ガソリン (西宮名塩SA) 17.38L | ¥2123 |
高速道路料金 (東京〜米子) | ¥12150 |
米子〜松江 (山陰道) | ¥450 |
松江〜宍道 (山陰道) | ¥500 |
マルボロ | ¥300 |
コカコーラ 150ml | ¥100 |
ガソリン 出雲 17.6L | ¥2291 |
松江プラザホテル宿泊料金 | ¥3600 |
網元 飲み代 | ¥3600 |
計 | ¥29791 |
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